「北海道５日間の旅（札幌　よさこいソーラン）」

札幌　よさこいソーラン

よさこいソーラン（西７丁目北パレード会場）

　３１６ものチームの演舞や、様々なイベント・企画で大いに盛り上がった今
年の第１８回よさこいソーラン祭りを、１３日（土）の西８丁目ステージ会場
特別観覧席で、楽しんだ。

　当初は、過去実績があるよさこいソーラン番付チームやゲストチームが演舞
する１２日（金）のソーランナイトを見ようとしたが、観覧席は確保できず、
しかたなく、雰囲気だけでもということになった。このソーランナイトやファ
イナルコンテストは、地元のテレビ局が放映しており、ホテルでそれを楽しく
こともできた。

　よさこいソーランは、国籍不明のお祭りである。ただ、札幌の町そのものが
明治になって新しく作られた町であり、それに合っているのかもしれない。そ
う言っても、今や、札幌を代表するお祭りになっている。

西８丁目のステージいっぱいに披露する各グループの演技

サッポロビール園

サッポロビール園のシンボル、赤レンガ。１８９０年に製糖工場として建設 されたもので、その後、１９６３年までは製麦工場として使用され、そして、 １９６６年、サッポロビール園が誕生したという。明治、大正、昭和、平成と それぞれの時代にそれぞれの表情を見せながら、歴史を紡いで一世紀余。空に 高くそびえる煙突も赤色に輝くレンガの外壁も当時のままである。北海道は、 このサッポロビール園抜きに考えられない。 　前回来たときは、ジンギスカンホールで、ジンギスカンと生ビールを堪能し た。今回は、幼い子供もいることから、ガーデングリルの個室を利用した。そ の大きな窓から、赤レンガが見え、ちょうど、よさこいソーランのひとつの会 場になっていたこのビール園に集まってくる各グループを迎えるように、通り に面している１０室が用意されている。 　ここで、北海道の食材にとことんこだわったという一品料理と、やはり、こ れが無いと終わらないジンギスカンを限りなく堪能した。ここだけは、運転し ている者も一緒にビールを楽しみ、美瑛から旭山動物園、そして、札幌へのド ライブの労をねぎらった。当然のことながら、代行運転を手配し、次のよさこ いソーランの会場に向かった。夜になってきた札幌は、次第に、気温が下がり 観覧席でステージを見るのも寒さを我慢しながらになってしまい、酔いも醒め てしまいそうであった。

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