黒部湖(2006年8月17日)今回の旅のメインのアルペンルート。大町温泉郷から8時28分発の路線バ スでその入口の扇沢から、後立山連峰の赤沢岳くぐり抜ける関電トンネルを1 6分間で一気に黒部湖に到着する。展望台へは、階段が大変だが、やはり、見 晴らしのいい展望台は絶景であった。前方に、立山連峰、眼下に、エメラルド グリーンの水を湛える黒部湖、遊覧船も行き交う。しばし、その始めて見る黒 部湖の魅力の虜になってしまった。 |
アルペンルート扇沢⇒黒部湖⇒黒部平⇒大観峰⇒室堂⇒天狗平⇒弥陀ヶ原⇒美女平⇒立川駅 を約6時間で関電トンネル・トローリーバス、地下ケーブルカー、ロープウエ イ、立山トンネル・トローリーバス、高原バス、立山ケーブルカーを乗り継ぎ ながら、散策するアルペンルートは、雄大な景観と、可燐な花々を探勝する感 動のコースである。乗り物を乗り継げることで、特別の登山装備がなくても、 標高2450mの高原を訪れるできる。 この日は、天気予報では、台風10号の影響で雨の予報であったが、幸いに も、コースがそれて、昼過ぎまで、好天に恵まれたのはなによりであった。室 堂で、昼食と周辺のみぐりが池、地獄谷周辺を散策し終わったころに、大気の 状態は乱れ気味で、雨がパラつきはじめ、早々に、下山しかかると、コース終 了近くの美女平のケーブルカーの駅に着くやいなや、大粒の雨が、まさに土砂 降りという状態で降り出した。本当に、間一髪というところであった。 |
黒部は、以前、関西に住んでいた関係で、関西電力の電源開発に、強い関心 を持っており、これまで、行ってみたいと思っていたが、なかなか機会が訪れ なかった。その念願がかなった今回の旅は、それはそれは、感無量であった。 |