バリのホテル

  バリはサヌール、ヌサドア、クタが三大リゾートであり、特にヌサドアは、
インドネシア政府が東洋一のリゾートを目指して開発したビーチ・リゾートで
ある。
ここでは、ヤシの木より高い建築物は禁止されており、自然の景観が保たれ ている。
丁度この日は、8月17日の独立記念日の前日で、独立記念日を祝う幕と国 旗のイメージの紅白のノボリがホテル玄関に飾られていた。この国は、現在、 経済的困難に見舞われているが、自らの独立したインドネシアを愛する民衆の 強い意志を感じた。この独立記念日は、他の祝祭日と同様に、静寂の日として 外出が禁止される。


  ヌサドアのこのホテル
は、ビーチに面した断崖
の下から建っており、そ
のクリフタワーは15階
建ではあるが、断崖の上
は低層である。
バリの花と、バリ音楽 の演奏が、泊り客を歓迎 する。
ホテル玄関を望む



  バリのお祭りが15日
にホテル近くのビーチで
行われた。
供物を頭にのせた着飾 ったバリの女を先頭にし た行列は、海に向かった 祭壇に向かい司祭のもと で、海に供物を供えた。



  遠巻きにしていたホテルの泊まり
客の中の金髪の女の子が、そのお祭
りの集団の中に入りバリの女の子と
楽しく溶け込んだ。
バリの人は、私たちが微笑みを見 せれば、その倍以上の微笑みを返し てくれる。

芸術の村ウブドとバリ絵画



  ”芸術の村”ウブドに、内外からたくさん
の芸術家がこの村に住みついた。この村が注
目されたのは、ウブドの緑濃い、しかも濃密
な空気が漂っている風景に魅了されたヨーロ
ッパの芸術家たちによってであった。
伝統的な手法のバリ絵画は大いに西洋絵画 の影響を受け、活性化した。まさにバリにお ける「絵画ルネッサンス」が行われた。
ここアグン・ライ美術館には、伝統的なバ リ絵画から、西洋絵画、印象絵画が多数展示 されている。説明員がとても丁寧に説明して くれた。
アグン・ライ美術館入り口

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