世界自然遺産　「ウールーヌーラン熱帯雨林ツアー」

　世界遺産エリアにあるウールーヌーラン国立公園は、ケアンズの南方に広が
るこれまで開発されずに守られてきたピュアなエコスポットで、最近日本人向
けのエコツアーが誕生。観光化されていない手つかずの大自然の中でウォーキ
ングやアクティビティを楽しめます。

　主な見どころは、アボリジニの伝説が残り、淡水の遊泳場としてシュノーケ
リングも楽しめる「バビンダの巨石」、バードウォッチング（時にはクロコダ
イルも！）に最適な「ユーベナンジー湿原地帯」、天然一枚岩から滝口へのス
リリングなダイビングが楽しめる「ジョセフィンの滝」など。今回はその「ジ
ョセフィン滝」と「バビンダの巨石」を訪れました。

ワニの餌付けショーは、11時から始まった。

  ワニは、海水性と淡水性のものがおり、海水ワニはメスで３．５ｍ、オス
は６ｍほどまで成長するそうです。それに対して、淡水ワニは、通常は１．
５ｍ〜２ｍほど。大きくなっても３ｍほどとか。巨大なワニに対する餌付け
は、係員が片方の手にワニを刺激する棒を持ち、他方に鶏の肉を素手で与え
る。見ている方が、今に襲われないかヒヤヒヤです。園長は、足に襲われた
傷が勲章のように付いているともいいます。

　ワニ園では、子どものワニ（安全のために口はふさがれている）を抱っこ
させ、記念撮影させてくれました。

  ワニ園では、カンガルー、エミュー、ヒクイドリなどが放し飼いされてい
て、餌付けをすることができる。特に、カンガルーの親子や赤ちゃんカンガ
ルーが袋から顔を出して歓迎してくれる。動物をできるだけ自然のままで人
間と共存させようという考えが徹底している。