<有馬の散歩コース>

(宮前区有馬・東有馬)

2004年度の市民館での自主学級講座「まち歩きの会」で、
有馬在住の及川甲子男さんがまとめられた散歩コースを紹介します。(※印の写真は及川氏提供)

紹介されたコースを実際に歩いてみますと、
有馬川沿いの多摩丘陵の面影を残した植木の里と歴史を訪れるこのコースは、
マンション建設で「つつじ通り」がなくなってしまうなど、緑も年々少なくなっていますが、
四季折々の花を楽しむことができる魅力一杯のコースです。

「コース」 有馬ふるさと公園⇒植木屋「伊藤園」
⇒福王寺⇒有馬中央公園(トイレ)⇒有馬神明神社⇒有馬療養温泉
⇒下有馬不動尊⇒梅林⇒長善寺(トイレ)(3時間程度)



原生林が鬱蒼と繁る有馬ふるさと公園(7月)
大きな樹の幹を活かした遊具が楽しい



※ふるさと公園の桜(4月)


※紅葉も楽しい晩秋のふるさと公園(11月)

有馬ふるさと公園

(出発点)有馬8丁目にある「有馬ふるさと公園」からスタ−トする。大京
フォレストヒルズ側入り口から公園に入ると、砂場や滑り台、ブランコなど
の遊具を備えた広場がある。
 ここからなだらかな階段を20段ほど上ると、そこにはくぬぎやコナラ、
ケヤキなど多摩丘陵の面影をしのばせる原生林が広がっている。町なかで見
かける公園とは違って、ここでは思う存分自然を満喫することができる。
 林の中を散策した後は、公園下の人家よりの散策路を直進する。 途中、
“山道を歩いているような錯覚に陥るような”風景に何度も出合う。丸太作
りの階段を下りて公園を出る。そして、緩やかな坂を下って左手に続くバス
通りへと向かう。

有馬の隠れ名所・植木屋「伊藤園」

 進行方向の前方右側に続く2軒の造園業(植木屋さん)の庭を鑑賞するた
め、一つ目の角を右に曲がってさらに左折すると、豊かな樹木の間に白壁の
土蔵が見えてくる。バス通りに近い方(2軒目)が、有馬の隠れ名所「伊藤
園」だ。
 休日などは、みごとに咲くこの庭の草花を見ようと、遠くから大勢の人々
がやってくる。(あまり知られていないが、裏庭の風景も、一見の価値があ
る)何といっても、四季を通じて楽しめるのが特徴だ。


※伊藤園の白壁の土蔵(3月)


※街かど功労賞で表彰された伊藤園の庭(枝垂れ桜 4月)


※伊藤園の西洋しゃくなげ(5月)


※伊藤園のあじさい”墨田の花火”(6月)

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